四季の山野草@(花の写真館)  更新 2018/07/22 - 238 -

ツユクサ(ツユクサ科)--- Commelina communis ---

ツユクサ(ツユクサ科)
 二枚貝の様な苞(ほう)の間から、紫色のミッキーマウスの耳の様なカワイイ花が一つずつ咲きます。綺麗な瑠璃色の2枚の花弁(上弁)が大きく、下側に白く小さな一枚の花弁が隠れるように咲きます。一日花で午後になるとしぼみ始めます。子供の頃に、染物やままごとに使った親しみのある雑草というところでしょう。
 夏に咲くイメージですが、花期はとても長く、早春から晩秋まで、真冬以外は花を咲かせている姿を見ることができます。
撮影 : 千葉県船橋市 2006/09/30

科/属 ツユクサ科/ツユクサ属 属性(生活型) 一年草
標準和名 ツユクサ 漢字表記 露草
学 名 Commelina communis L. RDB
開花期 早春から晩秋:2~11月 結実期
原産地 日本、東アジア 国内分布 ほぼ日本全土で見られる。オセアニア、北米など広く分布する。
自生環境 湿った空き地や路傍、山地の疎林下などで見られる。
補 足 月草、蛍草、藍花、移草等、多くの呼び名がある。染料としても用いられるが、洗い落ちする。染物の下絵を描く染料として重用された。

ツユクサ(ツユクサ科) ツユクサ(ツユクサ科)
撮影 : 千葉県船橋市 2006/09/30
ツユクサ(ツユクサ科) ツユクサ(ツユクサ科)
草丈がかなり大きく、竹林に繁茂していました。 良く見ると、とても奇妙な花の姿ですね。
ツユクサ(ツユクサ科)
撮影 : 千葉県船橋市 1998/06/30
 露草の他に、月草、蛍草、藍花、移草等など、多くの呼び名があります。花期は長いのですが、秋の季語として古い時代から俳句に歌われました。午後にはしぼみ始める儚い花の命を歌った俳句が多いとか。ところが、子孫を残すため、多くの花を咲かせる戦術を持ち、また、昆虫たちが受粉に訪れなければ、2本の長い雄しべが雌しべに絡みついて、確実に自家受粉を行います。

(1999/11/05) Latest Update 2012/07/30 [275KB]








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