四季の山野草@(花の写真館)  更新 2018/07/22 - 238 -

スギナ(トクサ科)--- Ajuga nipponensis ---

スギナ(トクサ科)
 これはツクシンボウですね。これだけ多いと、なんだか楽しくなります。おたまじゃくしは蛙の子、ツクシンボウはスギナの子。これはシダ植物であるスギナの胞子体ということになります。地下を掘ってみると、緑色の細い葉っぱがあるスギナと繋がっているのが分かります。
 シダ植物は胞子で増えるのですが、その過程がおもしろいので、下の方に詳しく少し書いていますので読んでみて下さい。
撮影 : 長野県北安曇郡(白馬村 2004/05/01

科/属 トクサ科/トクサ属 属性(生活型) シダ植物
標準和名 スギナ 漢字表記 杉菜
学 名 Equisetum arvense L. RDB
開花期 胞子体:春:2~4月 結実期
原産地 欧州(?) 国内分布 日本全国に分布とする資料と中部以北に分布するとする資料があるが、前者と見て良いと思われる。
自生環境 湿った酸性土壌を好む。あちこちに雑草としてはびこっている。
補 足 北半球の広いエリアに分布するシダ植物。秋に地上部はかれるが、地下茎が生きていて、翌年の早春に、まずツクシとして顔を出す。胞子と地下茎で増える。

スギナ(トクサ科) スギナ(トクサ科)
ツクシンボウの間から緑色の栄養茎が現れました 一面に生えたツクシンボウ、その向こう側にはカバの樹
撮影 : 長野県北安曇郡(白馬村) 2004/05/01
スギナ(トクサ科) スギナ(トクサ科)
撮影 : 東京都八王子市 2005/03/19
スギナ(トクサ科)
小さいツクシンボウも、この時期には他の植物と張り合って、少し高い位置を確保しています
撮影 : 長野県北杜市 2013/04/13
 シダ植物は胞子で増えるのですが、胞子体であるツクシンボウから放出された胞子は、水分が確保できる環境で発芽して小さな葉に似た前葉体になるのですが、これには性別があるのだそうです。メスの前葉体に卵子が、オスの前葉体に精子ができて、精子は水の中を移動して卵子と受精するという訳です。つまり、胞子は生殖のための器官を大概に生み出す卵のような存在と理解すれば良いのでしょうか。
 この少し複雑な過程は、何かに似ていますね。そう、クラゲの一生とよく似ているような気がしませんか。


(2013/07/17) Latest Update 2013/07/17 [365KB]








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