ヤブガラシ (藪枯、ブドウ科)--- Causonis japonica (Thunb.) Raf. ---

ヤブガラシ(藪枯、ブドウ科)
 家の庭でも公園でも、至る所に顔を出して、いつの間にか街路樹などを覆い尽くして葉を広げるヤブガラシです。太陽に光を独占してしまうという意味で、藪も枯らしてしまうような育ち方が命名の由来になっているそうです。
 小さくて不思議な花を咲かせますが、この頃、たくさんの昆虫が集まります。スズメバチもやってくるので、気を付けた方が良さそうですね。
 学名として Causonis japonica を採用しましたが、 Cayratia japonica を採用している資料も多く、取扱いが難しいですね。。
撮影 : 千葉県船橋市 2004年8月25日

ブドウ科 ヤブガラシ属
分類体系 APG 属性(生活型) 多年草
標準和名 ヤブガラシ 漢字表記 薮枯
学名/栽培品種名 Causonis japonica (Thunb.) Raf. RDB
花期 初夏:7~9月 結実期
原産地 日本 備考
国内分布 ほぼ日本全土で見られる。海外では東南アジアに自生している。
自生環境 市街地から山地まで広い範囲で目にすることがある。
補 足 強い繁殖力で殖え、蔓で絡みつかれた植物を覆ってしまう。別名ビンボウカズラ(貧乏葛)とは、庭の手入れをする暇がない家に繁茂という意味だとされる。


 (2013/07/06) Latest Update 2024/07/11 [85KB]


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