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サオトメカズラ(アカネ科) | 優雅な名前で | 徒然草 |
じりじりと日差しが強くなると、メッシュ・フェンス(網塀)等に絡みついて、青空に向かって蔓を伸ばしているサオトメカズラ<早乙女葛>が目立つようになります。標準和名はへクソカズラ<屁糞蔓>の方だと思いますが、ちょっと、かわいそうなので、優雅な名前の方で呼んでいます。ただ、学名自体「悪臭」を意味しているとか。 白くて細長い蕾ばかりで、花の赤い内側が見えていませんね。この独特の花の形状を釣鐘状と表現することもありますが、開いている方を下にして「やいと」、つまり、お灸の形に似ているとしてヤイトバナという別名もあります。まぁ、お灸は余り身近ではないかも知れません。薬用植物としても知られ、存外、有用植物らしいですね。 |
2018/07/17 [55KB] |