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ヤブミョウガ(薮茗荷、ツユクサ科)
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ヤブミョウガ(薮茗荷、ツユクサ科) 真珠のような輝く濃紺 (つぶやきの棚)徒然草
 ヤブミョウガはツユクサ科なので、薬味としていただくショウガ科のミョウガとは縁のない植物です。でも、地面から生えている様子が、とても良く似ています。ご近所で栽培されているお宅があって、つい、「茗荷ですか?!」と声を掛けてしまいました。
 夏期に白い花が咲いている姿を見ていましたので、濃紺色になった果実をみつけた時、迷いなくヤブミョウガだと分かりました。「真珠のようだ」と表現される不思議な輝きを持つ果実です。リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)に似た印象の果実ですが、ヤブミョウガは、もう一段、色が濃くなって金属的な光沢を放つとのことです。その濃紺の色自体ですが、色素由来ではなく、表面の立体構造によって作られる「構造色」なるものだそうです。
【構造色】透明な表皮細胞内部で反射して戻った光が青緑色となり、表皮細胞の直下に沈着したタンニンの黒色と混じって、濃紺色に見えるとのこと。

2023/10/14 HOME

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