スミレ科の木 ヒバントゥス コミュニスを育ててみました
こんなもの、普通、日本の街角には生えていません! o(^▽^)o 緑色の細長い葉に、ちょっと変わった白い花が下向きに咲いています。 「これは何かな?」 これはスミレ科のヒバントゥス コミュニスです。 言っておきますが、誰が何とおっしゃっても、これはスミレ科の植物です。 確かに、余りに「それらしく」ありません。 下の写真に至っては、どう見ても「木」じゃないですか! その通りで、これは南米の暖かい地方で広く見られる木本のすみれです。 よく考えて下されば分かりますが、マメ科には木も草もありますよね。 スミレ科の場合、温帯から少し寒い地域では草本だというに過ぎません。 分類で言えば木本の方が多く、スミレ科は基本的には木ということです。 ・・・・・ホントですってば! (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Hybanthus communis" ● 原産 : 南米(亜熱帯から暖帯) ● 分類 : スミレ科ヒバントゥス属 そこいらには生えていませんので、タネから育ててみました。 生まれからして、夏に元気になる植物ですが、まだ咲き続けています。 うまく冬を越すことができれば、もっと大きな木になるのでしょうね。 一日花ですが、蕾がたくさんあって、多い時には10個以上咲かせます。 草丈は半年で80cm以上になりました(写真は10月に撮影したものです)。 もう少し気温が下がったら、室内に移動させようと思っています。 でも、大きくなり過ぎて、出窓に置くにはぎりぎりのサイズですね。 朔果の様子、タネの雰囲気、特に三裂した姿は「すみれ」そのものでした。 春のすみれの展示会で温室育ちのヒバントゥス コミュニスの花を見ました。 育てた株は7月にやっと咲き始めて、それからず〜と咲き続けています。 ・・・・・ホントですってば!