愛らしいモコモコした花姿 キンギョソウ(金魚草)
なんとも愛らしいカラフルでフリフリの花を咲かせている花壇を見つけました。 「これは何かな?」 特に琉金の雰囲気に似ているキンギョソウです。 植えられているのは、余り草丈が高くならない花壇用矮性品種でしょうね。 鉢植えの状態で流通しているのは、もう少しひょろっとした品種です。 逆に匍匐性品種もあって、ハンギングバスケット植えを見掛けますね。 最近は八重咲き品種なんてものも見掛けるようになりました。 切り花コーナーには、ペンステモン咲きなる舌を噛みそうな品種があります。 花が大きくて、とても華やかな花束に向く園芸品種です。 とても草丈が高いので、やはり、ハウスか畑で育てるのでしょうね。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Antirrhinum majus" ● 原産 : 地中海沿岸 ● 分類 : ゴマノハグサ科キンギョソウ属 F1品種は別として、とても丈夫で、こぼれタネでかってに増えてくれます。 記憶では、とても小さなタネでマツバボタン並だったような・・・。 あちこちで花を咲かせるものですから、見つけると堀り集めていました。 気候の穏やかな原産地では多年草としてのライフサイクルで生きています。 日本では、夏場の蒸し暑さに堪えることができないそうですね(ちょっと?)。 でも、茎の下の方が木質化するので、元来の性質が良くわかります。 花色は桃、黄色、白、金赤、赤紫、紫、橙、グラデーションまでありますね。 メジャーではないのですが、好きな順位では上位に来る園芸品種です。 調べましたら、「2色咲き」という品種もあるそうです。 見たことがなくて、どんな咲き方をする花なのか、興味津々です。