今日は、とても身近で、どこでも見ることができる渡来種にしてみました。 一応、「これは何かな?」 クローバーこと、マメ科のシロツメクサ(白詰草)ですね。 一般認識は雑草なのですが、これは緑地帯にタネを播いたものなんです。 管理者は「市」で、新しく造成した緑地帯にヨモギとともに播いたとか。 とても、優れた品種なのか、とても大きくなって一面を覆ってしまいました。 ちょっと花が終わりかけですが、まぁ、なかなか綺麗なものです。 今は、一面の住宅街に変貌してしまった土地です。 ここにはキンランやアカネスミレ等もたくさん自生していたのですが・・・。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Trifolium repens" ● 原産 : 欧州 ● 分類 : マメ科シャジクソウ属 至るところで野生化していますが、渡来したのは明治時代なのだそうです。 酪農の飼料として導入されたとされています。 でも、乾燥させて梱包用の詰め物に使用したものと聞いたことがあります。 それで詰草で、現在であれば、プチプチさせて遊ぶエアキャップですね。 同じ経緯を持つ赤紫のムラサキツメクサ(紫詰草)は少し大きい植物です。 アカツメクサという別名の方が言葉の通りが良いのではないでしょうか。 四ツ葉のクローバーは幸せを呼ぶお守りとされていますね。 下の写真中央に四ツ葉のクローバーが写っています(分かるでしょうか)。 昔、高校の中庭で八ツ葉を見つけましたが、効験はどうだったかなぁ?