時々、街角でも特徴的な(奇数)羽状複葉を見掛けますね。 「これは何かな?」 別名をジャパニーズペッパー、小粒でピリリと辛いサンショウ(山椒)ですね。 料理に用いられるのは実ばかりではなく、葉や若芽も重宝されます。 でも、葉の方は、事実上、色を添えるというような使い方がほとんどでしょう。 意外な用途ですが、幹が「すりこぎ」に用いられるのだそうですね。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Zanthoxylum piperitum" ● 原産 : 日本、東アジア ● 分類 : ミカン科サンショウ属 独特な風味ですが、ウナギの蒲焼きと連想されるポピュラーな香辛料です。 同時に、辛味成分は健胃等の効用も認められます。 その名も"sanshool"、サンショオールと読むそうです。o(^▽^)o せいぜい3から5m程度にしかならない低木ですが棘があります。 棘があると庭木には嫌われがちですが、比較的見掛けるのが不思議です。 「椒」は「はじかみ」と読み、香辛料そのものを意味します。 「山」、つまり、どこでも手に入る香辛料という意味ではないでしょうか。