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やっと小さく花を開き始めた 寒がりのミツマタ |
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毛におおわれた小さな花の集まりが、ちょっとだけ開いています。
「これは何かな?」
枝が必ず三又になるというジンチョウゲ科のミツマタ(三椏、三叉)です。
まだ春浅い頃に咲き始めるのですが、暖かそうな白い毛を持っています。
実は、余り大きくならず、かわいいので、庭木に利用されます。
街中を探してみると、意外にたくさんの樹が見つかることでしょう。
(ちょろっと、蘊蓄)
● 学名 : "Edgeworthia chrysantha"
● 原産 : 中国南部
● 分類 : ジンチョウゲ科ミツマタ属
一般的には黄金色の花を咲かせますが、稀に橙色の花があります。
アカバナミツマタと呼ばれる園芸種のようですね。
中国のヒマラヤが原産地だそうで、寒い時期に花を咲かせる由縁です。
ジンチョウゲの仲間で、まだ葉がない状態で花を咲かせます。
ツルンとした枝に柔らかそうな花だけが咲いて、ちょっと不思議です。
樹皮の繊維が和紙の原料、特に紙幣の原料になることで有名です。
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長かった冬が過ぎて、一斉に春を告げる植物たちが成長を始めました。早春に花を咲かせる草や木が目立ち、野も山も、町も華やいでいます。
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