ヤマガラ
~オレンジの腹と青灰色の翼を持つカラの仲間~
「ツツピーン ツツピーン」という甲高いさえずりが聞こえたので、上を見ると、高い位置の送電線に小さな鳥がとまっていた
撮影地 : 千葉県船橋市 撮影日 : 2024年12月29日
| 分 類 |
スズメ目シジュウカラ科ヤマガラ属 |
| 学 名 |
Sittiparus varius Temminck & Schlegel, 1848 |
| 和 名 |
ヤマガラ (山雀) |
| 概 説 |
東部は黒色、嘴の周辺は白色、背の一部と腹部は橙色、羽は青みがかった灰色。尾は短め。
漢字で「山雀」と記す小型の野鳥。東アジアの広い範囲に生息するが、分布の中心は日本列島とみられます。
人に慣れやすくて賢い鳥だと言われますが、野鳥なので飼育はできません。嘴が細く小さい印象です。主などを食べますが、エゴノキの果実も好み、樹木の種子散布に貢献する鳥とのことです。
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| 分 布 |
日本では小笠原諸島を除いて、ほぼ全国に分布する留鳥。東アジアにも分布する。 |
| 雌 雄 |
雌雄同色。メスには「抱卵斑」と呼ばれる組織があるとのことですが、遠目に判別できるものではなさそうです。
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| 体 長 |
13~15cm、翼開長:22cm |
| 鳴き声 |
『ツィーツィー、ピッピッ、甲高い鳴き声』
PLAY
STOP
[*注意] 自然音が流れます
(フリー素材を利用)
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| その他 |
好んで食するエゴノキの果実の場合、皮などに有害物質が含まれているが、器用に内側の種子だけを食べる。枝の上でバランスを取りながら、嘴で殻を割って食べるという特技の持ち主です。
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下から見上げている時、既に陽が暮れかけていた
望遠で捉えて、やっと、羽色などを判別できた
撮影地 : 千葉県船橋市 撮影日 : 2024年12月29日
撮影地 : 千葉県成田市 撮影日 : 2025年2月8日
▲ PLAY(注:動画再生に伴って自然音が流れます! 17sec. loop )
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| 撮影地 : 千葉県船橋市 撮影日 : 2024年12月29日 |
エゴノキやアカマツ、ツバキ、スダジイ、イチイなど、樹木の実を樹皮の隙間や土の中などに隠して貯食する習性があり、樹木の種子散布に大きく貢献している。
2024/02/23
▲ PLAY(注:動画再生に伴って自然音が流れます! 29sec. loop )
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| 撮影地 : 千葉県船橋市 撮影日 : 2024年12月29日 |