ホソバヒョウモン ~北海道特産種、小型の豹柄の翅を持つ蝶~
ホソバヒョウモン
撮影地 : 北海道上川郡 撮影日 : 225年7月18日
分 類 チョウ目タテハチョウ科ヒョウモンチョウ族
学 名 Clossiana thore Hubner, 1806
和 名 ホソバヒョウモン (細羽豹紋)
概 説 北海道で観られる比較的小柄なヒョウモンチョウ。別名:ヒメカラフトヒョウモン(注:カラフトヒョウモンは似ているが別種)
翅の表面は黄橙色の地色に黒色斑紋が並ぶ豹柄模様となり、裏面は少しぼやけた色合いをしている。明るい陽光の下ではカラフトヒョウモンと混同されやすい。
分 布 北海道中東部(北海道特産種)。
雌 雄 雌雄同形(雌雄の区別は難しい)。
大きさ (前翅長)22~27mm、(開帳)30~40mm
食 草 スミレ科
世 代 一化性(年1回)6月~8月に見られる。
越冬態 4齢幼虫
その他 カラフトヒョウモンに似ているが、後翅裏面の模様が鮮明であることで区別できるとのこと。
ホソバヒョウモン ホソバヒョウモン
横から翅の裏を見ると、特徴的な抹茶色が良くわかる
撮影地 : 北海道上川郡 撮影日 : 225年7月18日

PLAY(注:動画再生に伴って自然音が流れます! 13sec. loop )
撮影地 : 北海道上川郡 撮影日 : 225年7月18日
 北海道には①高山にアサヒヒョウモン(準絶滅危惧:NT)、②草原にカラフトヒョウモン(準絶滅危惧:NT)、③林縁部にホソバヒョウモンという小型のヒョウモンチョウが生息している。
2025/07/25


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 (2025/07/25) Latest Update 2025/07/26 [80.4MB]


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