分 類 | チョウ目タテハチョウ科 |
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学 名 | Hestina assimilis L., 1758 |
和 名 | アカボシゴマダラ (赤星胡麻斑) |
概 説 |
元々、日本では、奄美諸島に奄美固有亜種(shirakii)として生息する珍しい蝶だった。 現在、中国を中心に分布する模式種(名義タイプ亜種)が、関東を通り越して、東北にも勢力を伸ばしており、外来生物法で「特定外来生物」とされた。人為的に持ち込まれ、放蝶されたとされる。 |
分 布 |
奄美諸島に固有亜種が生育する。写真は、ベトナムから大陸中国南部・東部、朝鮮半島・済州島などに生育する中国大陸亜種とみられる。 春型では、赤い星(赤色班列)が見られなず、全体に白っぽい白化型が知られている。アゲハに似るが、尾状突起がなく、翅の形状が異なる。 |
雌 雄 | ほぼ同型。メスはオスに比べ、やや大型。雄はテリトリーを持つとされる。 |
大きさ | (前翅長)32~50mm、(開帳)♀75~80㎜、 ♂65~70㎜ |
食 草 | エノキ属 |
世 代 | 5月~10月、少なくとも年3回発生する。 |
越冬態 | 幼虫 |
その他 | 記録によると、1995年頃、関東(埼玉)で目撃されて以来、関東全域で見られた後、関西方面へ南下、東北方面へ北上した。 |