オオムラサキ
~大きいのに素早く林を飛び回る「紫色の国蝶」~
撮影地 : 山梨県北杜市 撮影日 : 2005年7月24日
分 類 |
チョウ目タテハチョウ科コムラサキ族 |
学 名 |
Sasakia charonda Hewitson, 1863
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和 名 |
オオムラサキ (大紫) |
概 説 |
日本の国蝶として知られている雑木林に棲む最大のタテハチョウです。雄はカラフルですが、雌は地味な方ではないでしょうか。国蝶に決まった経緯は「日本全土に分布する」ということがポイントだったのだそうですが、実は余り見掛けませんよね。大きくて素早く飛びます。樹液を好むタイプです。
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分 布 |
ほぼ日本全土に分布。 |
雌 雄 |
雄は光沢のある紫色、雌は茶色が強い。 |
大きさ |
(前翅長)50~55㎜、(開帳)約100mm |
食 草 |
ニレ科エノキなど |
世 代 |
一化性 |
越冬態 |
幼虫 |
その他 |
最初に日本で発見、属名の Sasakia は佐々木忠次郎氏(明治・大正・昭和期の昆虫学者)への献名。 |
産卵シ-ンを撮影できました
コムラサキと異なり、一度にたくさん産み付けます
ちょっと怖い雰囲気の幼虫です(色が?)
樹液に群がって樹液を吸います
撮影地 : 山梨県北杜市 撮影日 : 2005年7月24日