ミゾソバ
(溝蕎麦、タデ科)---
Persicaria thunbergii
(Siebold et Zucc.) H.Gross var. thunbergii ---
田圃(たんぼ)の畦(あぜ)道などの湿った場所に育ちます。茎に細かい棘がある雑草ですが、白とピンクの小さな花がかわいらしい花です。10個ぐらいの小さな花がまとまって咲きます。良く似たママコノシリヌグイには茎に痛そうな大きな棘が下向きについています。
撮影 : 千葉県八千代市 2021年10月14日
科 |
タデ科 |
属 |
タデ属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
一年草 |
標準和名 |
ミゾソバ |
漢字表記 |
溝蕎麦 |
学名/栽培品種名 |
Polygonum thunbergii |
RDB |
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花期 |
秋 :7~10月 |
結実期 |
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原産地 |
日本、中国、アジア |
備考 |
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国内分布 |
ほぼ全国に広く分布する。 |
自生環境 |
畦道、小川や用水路脇など、湿気の多い環境に群生する。 |
補 足 |
同じタデ科のソバに良く似た花を咲かせる。閉鎖花で自家受粉による種子も作る。ママコノシリヌグイなどの近縁種との区別が以外に難しい。別名:ウシノヒタイ、コンペイトウグサ 。 |
最も多い色合い
数少ない白い花
こちらは先端が強めと、同じ自生地でも萼の色合いに変化があります
千葉県八千代市 2021年10月14日
久しぶりに見かけて、とても喜んでしまいました。ここは河川敷ともいうべき位置にある荒れ地です。田んぼの畦道よりも住みやすそうでした。
A) 淡いピンク
B) 赤みの少し強い
C) 葉が小さくて萼が大きめ
D) 全体がピンク色の個体
A) 千葉県船橋市 2000年11月5日 : B) 新潟県両津市 1999年8月13日 : C) 千葉県船橋市 2002年10月6日 : D) 千葉県船橋市 2002年10月6日
ママコノシリヌグイやアキノウナギツカミなど、自生している環境や外見が良く似た近縁種があり、見極めが意外に難しいところがあります。
あぜ道などの湿気の多い場所に群生します
いわゆる雑草には違いありませんが、惹きつけられる魅力があります
千葉県船橋市 2000年10月14日
千葉県八千代市 2021年10月14日