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ミゾソバ(溝蕎麦、タデ科) | わずかに残る自生地 | (つぶやきの棚)徒然草 |
郷里は、誰もが「お米自慢」をするような田んぼばかりの田舎ですが、生まれ育った一角については、康和年間と言われているので平安時代からあったらしい小さな町でした。子どもだった自分にとって、田んぼは働くのではなく、少し歩いて遊びに出掛ける場所だったのです。 秋、刈り入れが終わった田んぼは絶好の遊び場です。その畦道にはミゾソバがいっぱい咲いていたものです。ミゾソバもイナゴも珍しいと思ったことはありませんでした。ですが、高校を卒業して関東で暮らすようになると、見かける頻度は激減して、現在では探しに出掛けないと見つかりません。時折、わずかに残る自生地を訪ねるのですが、今年は不作のようです。ここは、ある公園の池です。ただし、この公園自体、閉鎖される予定とのこと。 |
2024/11/02 | ![]() |