オオキバナカタバミ
(大黄花片喰、カタバミ科)---
Oxalis pes-caprae
L. ---
南アフリカ原産。日本へは園芸植物として渡来、栽培されたものが逸出して半野生化しています。
カタバミは『傍食』と書きます。学名でオキザリス・ペスカプラエと、そのまま呼ばれることもあるとされています。ペスカプラエ("pes-caprae")は「山羊の足」という意味。さて、どの辺が山羊の足っぽいのでしょうか。
撮影 : 神奈川県三浦市 2013年3月21日
科 |
カタバミ科 |
属 |
カタバミ属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
多年草 |
標準和名 |
オオキバナカタバミ |
漢字表記 |
大黄花片喰 |
学名/栽培品種名 |
Oxalis pes-caprae |
RDB |
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花期 |
春から秋:3~9月 |
結実期 |
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原産地 |
南アフリカ |
備考 |
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国内分布 |
帰化して、関東以南に逸出して、半野生化している様子が見られる。 |
自生環境 |
園芸種として栽培されたものが、逸出している。 |
補 足 |
明るい緑色の葉に、輝くような黄色の花が咲く。英名はバターカップ・オキザリス(buttercup oxalis)。 |
比較的に大きな花が咲いています
花と馴染んでいる細長い葉は水仙です
撮影 : 千葉県船橋市 2009年3月10日
撮影 : 神奈川県三浦市 2013年3月21日
撮影 : 神奈川県三浦市 2013年3月21日
花期は春とされることもありますが、実際には、冬も含めて、一年中、日向では花が咲いています。丈夫で繁殖力もあり、世界中に帰化しています。「外来」というより、「侵入」と表現される存在になっています。