コチャルメルソウ
(小哨吶草、ユキノシタ科)---
Mitella pauciflora
Rosend. ---
シコクスミレを観察するため、友人の案内でやって来た山で、登ったり降りたりしていましたところ、沢沿いに懐かしい姿がありました。コチャルメルソウで良いと思います。随分前に、八王子で観察して以来のことでした。
変わった名前ですが、行商が吹くチャルメラというラッパにそっくりと聞いてアップにしてみたのですが、ラッパとは違う感じです。実は花の形状ではなくて、果実(朔果)が裂開した姿がラッパ状であるということらしいですよ。上から撮影しておらず、葉っぱが良く見えていませんが、おおよその特徴は見えていますね。
撮影 : 東京都八王子市 2024年3月27日
科 |
ユキノシタ科 |
属 |
チャルメルソウ属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
多年草 |
標準和名 |
コチャルメルソウ |
漢字表記 |
小哨吶草 |
学名/栽培品種名 |
Mitella pauciflora Rosend. |
RDB |
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花期 |
早春:4~6月 |
結実期 |
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原産地 |
日本 |
備考 |
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国内分布 |
本州、四国および九州で見られる。日本固有種。 |
自生環境 |
山の湿地や渓流沿いなどに自生する。 |
補 足 |
チャルメラ(ラッパ)に似ているというのは、果実(朔果)が裂開した姿を指している。 |
八王子で撮影した写真が見つかりました。沢沿いにたくさん茎を上げていました。ただ、記憶ではもっと以前にも撮影しているはずです。まぁ、その頃のデジカメでは画質がなかり厳しいと思います。似たような写真が多く、3枚まで絞り込みました。