クヌギ (櫟・椚・橡、ブナ科)--- Quercus acutissima Carruth. (1862) ---

クヌギ(櫟・椚・橡、ブナ科)
 ブナ科のクヌギと言えば、思い起こすのは、子どもの頃に遊んだどんぐりの木であり、椎茸栽培の原木です。雌雄同株で、雌花穂は新枝の上部の葉腋につきます。
 秋になると、独特な形のドングリができあがります。縄文時代から、食用として重宝されていたようです。
千葉県成田市 2024年12月15日

ブナ科 コナラ属
分類体系 APG 属性(生活型) 落葉高木
標準和名 クヌギ 漢字表記 櫟、椚、橡
学名/栽培品種名 Quercus acutissima Carruth. (1862) RDB
花期 春:4~5月 結実期 秋:9~11月
原産地 日本、中国 備考 黄葉後も葉は枝に残り、冬芽を寒さから守る。
国内分布 本州(山形県以南)、四国、九州。朝鮮、中国、東アジア。
自生環境 丘陵地の林縁、身近な雑木林に多い。
補 足 漢字表記は椢、橡、椚、椡、栩、櫪、櫟、?など多数。それだけ、身近な樹木であり、ドングリは縄文時代から食用とされ、伐採して薪や椎茸の原木などに活用された。再生能力が高いとされる。

クヌギ(櫟・椚・橡、ブナ科) クヌギ(櫟・椚・橡、ブナ科)
千葉県成田市 2024年12月15日
枯れ葉が落ちない性質を指し示す「枯凋性(こちょうせい)」があるとされ、黄葉後も葉は枝に残って、冬芽を寒さから守っていると言われます。

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 (2024/12/19) Latest Update 2024/12/19 [610KB]


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