シャリンバイ
(車輪梅、バラ科)---
Rhaphiolepis indica
var.
umbellata
Thunb.) H.Ohashi, 1988 ---
これはバラ科シャリンバイ属に属する常緑低木であるシャリンバイ(車輪梅)です。なんとなく、知っていたのですが、余り、しっかりと観察してこなかった植物でした。
その態度が良くなかったのか、トベラと区別できていなかったのです。花が良く似ているとされますが、しっかり観察すれば、その違いはわかるはずで、この花は、明らかにバラ科の顔をしていますね。
撮影 : 千葉県習志野市 2025年5月8日
科 |
バラ科 |
属 |
シャリンバイ属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
常緑低木 |
標準和名 |
シャリンバイ |
漢字表記 |
車輪梅 |
学名/栽培品種名 |
Rhaphiolepis indica var. umbellata (Thunb.) H.Ohashi, 1988 |
RDB |
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花期 |
春:4~6月 |
結実期 |
冬:11~12月 |
原産地 |
日本 |
備考 |
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国内分布 |
四国、九州、韓国、台湾に自生が確認されている。 |
自生環境 |
海岸から沿海地に自生している。 |
補 足 |
海岸性の低木。楕円形の艶のある葉が目立つ。強靱な性質なので、公園や街路樹として利用されている。 |
やっと白い花が咲き出しました。もう何度も見ているはずなのですが、余りに身近すぎて、撮影していなかったのです。葉が丸めですね。
撮影 : 千葉県船橋市 2025年5月3日
撮影 : 千葉県習志野市 2025年5月8日
性質が似ているトベラといっしょの植えられていました(右側の黄色くて丸い葉はトベラ)。葉の幅が広く、先端が尖っています。
撮影 : 千葉県習志野市 2025年2月15日
葉が分厚くて、如何にも海岸性植物です。撮影地は干潟周辺ですから、確かに海岸沿いです。ただ、排ガスなどに強く、樹高が低くて管理しやすい性質を買われて、街路樹などに利用されています。実際、内陸である、いつもの散歩コースにも植え込まれています。