ショウジョウバカマ(猩々袴)
(メランチウム科)---
Heloniopsis orientalis
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春、早い時期から、場所によって初夏まで見られます。ピンク色の比較的草丈の高い植物。能生の『猩々』から命名されたとのことですが、猩々ってよく分かりませんよね。花色が白いシロショウジョウバカマと九州に分布するツクシショウジョウバカマがあります。
撮影 : 群馬県利根郡 2006年6月12日
科 |
メランチウム科 |
属 |
ショウジョウバカマ属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
多年草 |
標準和名 |
ショウジョウバカマ |
漢字表記 |
猩々袴 |
学名/栽培品種名 |
Heloniopsis orientalis (Thunb.) Tanaka |
RDB |
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花期 |
春:3~6月 |
結実期 |
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原産地 |
日本 |
備考 |
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国内分布 |
ほぼ日本全国、海外では朝鮮半島、サハリンで見られる。 |
自生環境 |
山地、湿原など、少し湿った土壌。垂直分布の幅が広いことが知られ、平地から高層湿原まで分布している。 |
補 足 |
「猩々」は中国の伝説上の存在で、赤い顔をして酒を好む動物。転じて赤みを帯びたものを差します。一方、「袴」は葉の様子を表しているとされる。 |
群馬県利根郡 2006年6月12日
群馬県利根郡 2012年5月11日
長野県長野市 1999年5月3日
群馬県利根郡 2006年6月12日
ヤクシマショウジョウバカマ
京成バラ園は季節はずれでも楽しい!
バラエティに富んだ様々な苗も扱っているからです。
千葉県八千代市 2001年3月20日 植栽(栽培)
属名が変化しているようです。 Helonipsis →Helonias
因みに、ショウジョウバカマは、過去、ユリ科(後にシュロソウ科)に分類されていましたが、APG植物分類体系ではメランチウム科に分類されています。