ボタンヅル
(牡丹蔓、キンポウゲ科)---
Clematis apiifolia
DC. ---
つる性の多年草です。夏に展開して白っぽくて淡いクリーム色の花を咲かせます。
実家の庭に咲いていました。もしかすると、植えたのかも知れないと思っています。これはクレマチスの仲間ですが、主に庭の世話をしていた姉のメアドがクレマチスなんとかーでした。尋ねたことはありませんが、少なくても外来の園芸種は好きだったのだろうと思われます。
よく似たセンニンソウとは、遠目では区別ができないと思います。ボタンヅルは小葉に切れ込みがあって、大きな鋸歯がありますが、センニンソウは葉は全縁で先は尖った卵状楕円形です。花がセンインソウより少し小さいように見えます。
撮影 : 岩手県奥州市 2017年8月8日
科 |
キンポウゲ科 |
属 |
センニンソウ属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
つる性の多年草(常緑半低木) |
標準和名 |
ボタンヅル |
漢字表記 |
牡丹蔓 |
学名/栽培品種名 |
Clematis apiifolia DC. |
RDB |
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花期 |
夏:8~9月 |
結実期 |
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原産地 |
日本、中国 |
備考 |
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国内分布 |
本州、四国、九州に分布する。他には朝鮮半島、中国。 |
自生環境 |
日当たりの良い草原や林縁に自生する。 |
補 足 |
木本つる性半低木、茎基部は木質化する。白く長い羽根状の毛があり、果実が熟すと風散布される。葉の形状などがボタンに似ていることから命名された。 |
よく似た同属(クレマチスの仲間)のセンニンソウとは、花の微妙な色合いと、このような葉の形状で区別できます
岩手県奥州市 2017年8月8日