エゾコザクラ
(蝦夷小桜、サクラソウ科)---
Primula cuneifolia
var.
cuneifolia
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和名の通り、日本では北海道の高山域で見られるサクラソウです。登山道のところどころで見かけたのですが、なんと、コマクサが見られる領域の岩場にも咲いていました。
北海道ではサクラソウが多く見られますが、ここまで高山域になると、そう多くはないように思われます。「小桜」と命名されており、草丈は10~15cm程と説明されていますが、現地で見た印象として、それ程小さくは見えませんでした。この日は、ポツンポツンと咲いていたのですが、場所によって、群生する姿も見られるようです。
撮影 : 北海道上川郡 2025年7月17日
科 |
サクラソウ科 |
属 |
サクラソウ属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
多年生 |
標準和名 |
エゾコザクラ |
漢字表記 |
蝦夷小桜 |
学名/栽培品種名 |
Primula cuneifolia var. cuneifolia |
RDB |
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花期 |
夏:6~8月 |
結実期 |
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原産地 |
日本、カナダ |
備考 |
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国内分布 |
日本では北海道にのみに分布する。国外ではオホーツク海沿岸、アラスカからカナダまで分布する |
自生環境 |
多くは森林限界より上部、大雪山では高山帯全域に広く自生する。 |
補 足 |
北海道の高山域で見られるサクラソウ。草丈が10~15cm程と言われ、草原や岩場に直立して、紫色の花を咲かせる。 |
高山域の草原に咲く多年草で、キバナシャクナゲのそばは標高1,600級、岩ばかりの自生地は1,800級です
撮影 : 北海道上川郡 2025年7月17日
本州には、ハクサンコザクラと呼ばれる近縁種があり、実際のところ、同定は極めて困難だと説明されています。自生地で判断することになるのでしょうね。また、エゾコザクラには、稀に白花を咲かせる変異があって、シロバナエゾコザクラと呼ばれているそうです。