ハナムグラ
(花葎、アカネ科)---
Galium dahuricum
var.
tokyoense
(Makino) Cufod. ---
絶滅危惧種と言われて久しいアカネ科のハナムグラ(花葎)です。自然保護がうまくいって、ランクを一つ下げたという話を聞いたことがあります。絶滅危惧のランクなら、幾らでも下げて欲しいところですね。
ところで、これって、ハナムグラですよね(今更ながら)。珍しい植物なのだそうですが、たまたま、普通に見ていましたので、ピンと来ていないのです(笑)。
撮影 : 茨城県坂東市 2020年6月9日
科 |
アカネ科 |
属 |
ヤエムグラ属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
多年草 |
標準和名 |
ハナムグラ |
漢字表記 |
花葎 |
学名/栽培品種名 |
Galium dahuricum var. tokyoense (Makino) Cufod. |
RDB |
絶滅危惧Ⅱ類(VU) |
花期 |
初夏:5~6月 |
結実期 |
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原産地 |
日本 |
備考 |
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国内分布 |
関東、中部地方に稀産する。 |
自生環境 |
川岸などの湿地。 |
補 足 |
本州の北中部の低地の湿地に稀に見られる。絶滅危惧種。 |
絶滅危惧IB類(EN)から 絶滅危惧Ⅱ類(VU)に見直された経緯がある。
葎(むぐら)って難読漢字ですよね。どこでも見られる類の夏の雑草に八重葎(ヤエムグラ)があります。その仲間で、白くて小さい花が咲く、近縁種だとか。