マユミ
(檀・真弓、ニシキギ科)---
Euonymus sieboldianus
Blume, 1826 ---
ニシキギ科の落葉樹で、余り大きくなる樹木ではありません。葉に携帯には変異が多いとされ、大きさや形態が多様です。
木材として、よくしなることから、弓(丸木弓や三枚打弓)の材料になったと言われます。さて、「真」ですが、「最高の」といった意味があり、高級な弓材であったことが窺われます。
余り目立たない直径1センチ程の淡緑色の花が初夏に開花して、晩秋に薄紅色の果実が稔ります。鳥が飛来することがありますが、種子には毒性があるとのことです。
撮影 : 千葉県船橋市 2024年11月27日 (白実紅芯型、「白真弓」と表現するナーセリーがある)
| 科 |
ニシキギ科 |
属 |
ニシキギ属 |
| 分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
落葉低木または落葉小高木 |
| 標準和名 |
マユミ |
漢字表記 |
檀・真弓 |
| 学名/栽培品種名 |
Euonymus sieboldianus Blume, 1826 |
RDB |
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| 花期 |
夏:5~6月 |
結実期 |
秋:10~11月 |
| 原産地 |
日本 |
備考 |
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| 国内分布 |
沖縄を除く日本全国に分布する |
| 自生環境 |
山地や丘陵の林縁に自生。観賞用に、古い持代から庭木あるいは盆栽として栽培されている。 |
| 補 足 |
柔軟性がある木材として、弓(丸木弓や三枚打弓)の材料などに活用された。命名の由来でもある。初夏に直径1センチほどの淡い緑色の花が咲き、秋に薄紅色の実が鈴なりとなる。 |
撮影 : 千葉県船橋市 2024年11月27日
撮影 : 千葉県船橋市 2025年1月25日
目立たないと言われる淡緑色の花を、未だ、確認できていません。比較的に近い場所で観察できますので、早めに撮影できたら良いなと思います。