タイサンボク
(泰山木、モクレン科)---
Magnolia grandiflora
L. ---
大きな白い花が咲いています。これはタイサンボクですね。
子供の頃、父親が突然買ってきて、玄関の前に植えました。1mにも見たなかった苗はすくすくと育って、あっという間に子供の背丈を超えて、木のぼりができる大きさに育ったのです。花は一日花で、夕方には濃い象牙色になってパラっと落ちます。大きな葉は緑色でも時に落ちて、これは格好の遊び道具になったものでした。
撮影 : 千葉県船橋市 2004年7月4日
科 |
モクレン科 |
属 |
モクレン属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
常緑高木 |
標準和名 |
タイサンボク |
漢字表記 |
泰山木、大山木 |
学名/栽培品種名 |
Magnolia grandiflora L. |
RDB |
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花期 |
早春:6~7月 |
結実期 |
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原産地 |
北米原産 |
備考 |
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国内分布 |
全国で庭木などとして植えられている。 |
自生環境 |
各地で栽培されている。 |
補 足 |
別名:ハクレンボク、日本ではホソバタイサンボク(M. grandiflora var. laceolata)が多く栽培されているという。 |
大きくて柔らかそうな蕾が膨らみつつあります
白い花と茶色の花?ではありません
花の奥に黄色い蕊の大きな塊があります
一日花の宿命でまだ明るい内に散る準備
千葉県船橋市 2004年7月4日
時間帯はもう夕方(5時頃)です。
綺麗に咲いている花、散りそうな花、散ってしまった花の蕊、そして蕾が同居していますね。
ところで、夕方から咲き出した花は、いつ散るのでしょうか。
千葉県船橋市 2004年7月4日