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シロバナアケビ(白花木通、アケビ科) | 淡い象牙色の萼片 | (つぶやきの棚)徒然草 |
ちょっと、不思議なすみれたちの姿を追って、林道を歩いていたのですが、ふと、アケビの葉が目に付きました。子供の頃、アケビは秋のおやつでしたから、ついつい、目ざとく追ってしまいます。あれっ、花の色が変だな。 中心部は見知った色合いでしたが、これはシロバナアケビですね。昔、ある住宅地の庭で、雄花の中心部にある房状の雄蕊まで白い園芸種を観察していますが、それは珍しい系統なのであって、実際は淡紫色の雄蕊を持っている場合が一般的と理解しています。藪内で、花弁に見える萼片は、雄花も雌花も象牙色に近い色合いをしていました。普通のアケビは濃淡の差はあっても紫色ですので、まぁ、なんとか判別できそうです。 |
2024/04/23 |