|
|
クチナシ(梔子、アカネ科) | 異質なる一重と八重 | (つぶやきの棚)徒然草 |
幾つかできた振興住宅街の横を通る道路には、街路樹としてクチナシがかっこよく植えられていたりします。ほとんどが八重咲き品種で、まだ白い花も蕾もある状態で長く咲き続けています。膨らみ始めた蕾の淡い黄緑と白の花弁が、パラソルのように渦巻いている姿がかわいいですね。 一方、公園などに植えられている一重咲き品種は、6月には花が終わっていて、あの独特の姿をした果実が既に形成されていました。花や葉の大きさが異なるだけでなく、花期も異なり、実は、良く観察してみると、枝振りなども違うので、学名の異なる近縁種なのかなぁと調べてみるのですが、それらしい情報は見つかっていません。最近知ったことですが、花弁が茶色に変色してしまっても、香りが少し残っているものなのですね。 |
2024/07/12 |