![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
ハマヒサカキ(浜姫榊、モッコク科) | 真冬の花と果実 | (つぶやきの棚)徒然草 |
元来、海浜に生育する植物ですが、その強靱な性質を買われて、真冬に花を咲かせる街路樹として活用されています。常緑というだけでなく、海浜植物特有のクチクラ(キューティクル)層が発達していて、葉の表面が艶々です。挿し木でも実生でも、比較的容易に増殖できるとのことでした。 花の数も多いのですが、それに比例して、茶褐色の果実がいっぱいできています。花は枝のあちこちから、所構わず、直接咲き出している印象があり、それに伴って、果実の方も枝が見えなくなるように生っている姿が独特です。花と果実が同時に見られる由縁は、果実が熟すまでに丸一年を要するため、結果的に同時に見られる訳です。残念なことに、花期には余り好まれそうにない臭いが漂いますが、少ない虫などを集めるためなのでしょうね。。 |
2024/12/28 | ![]() |