聖母の黄金 オレンジ色の情熱的な花 マリーゴールド
大型種をアフリカン、小型種をフレンチと呼ぶようです。 一応、「これは何かな?」 ご存じ、キク科のマリーゴールドですね。 切花用に流通している大きめの種がアフリカンマリーゴールドなのでしょうね。 プランターや花壇で良く見掛ける方がフレンチマリーゴールドだと思います。 ともにメキシコ近隣国が原産ですが、種小名が違うんですね。(@_@) 系統が違う程度かと思っていました。 でも、なぜ、どちらかにメキシカンという冠が付かなかったのでしょうか? えっ、別にあるんですか! メキシカン・マリーゴールド (Tagetes tenuifolia) という別種もあるそうです。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Tagetes patula (小型種:フレンチマリーゴールド)" ● "Tagetes erecta (大型種:アフリカンマリーゴールド)" ● 原産 : メキシコ ● 分類 : キク科タゲテス属 派手なオレンジ色の花を良く見掛けます。 黄色の花と植え分けて、アレンジしている花壇も見掛けますね。 園芸的に良い素質が好まれているということでしょう。 丈夫で土質を選ばず、対応できるPH値の幅が広いんですね。 一応、キク科ですので短日性植物ですが、花期はとても長いようです。 除虫菊ではないのですが、センチュウを殺す作用が知られていますよね。 センチュウは連作障害の原因のひとつと言われているそうです。 有効成分はα-terthienyl (アルファ・テルチエニル)で、葉や根に含まれます。 乾燥させたポプリにしても防虫作用があるとか。 なかなか有用な植物ですね。 それから、花の色素としてカロテノイドを含んでいることも重要かも! 一部は抗酸化作用がある健康食品として注目されているそうです。 オレンジ色の花には完熟トマトの20倍に及ぶ量のカロチノイドが含まれるとか。 でも、大きさが全く違うのに、どういう比較なのでしょうか? (p_-) (注:一定量当たりの密度のことかな!) そうすると、農作物として栽培される未来もあるということですね。