総合案内へ戻るトップページ年別倉庫(2007年)月別倉庫(1月) 2007年 1月16日 仲間さがし
イメージ一新 変化が豊富なマーガレットの新品種

イメージ一新 変化が豊富なマーガレットの新品種

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見たことがあるような、知らないような、でもキク科の植物ですね。
あれぇ、「これは何かな?」
俄には信じがたいのですが、なんと、これはマーガレットなのだそうです。

手前の八重咲きの花も、やはりマーガレットなのだそうですよ。
最近は、マーガレットも小洒落ているんですねぇ(ちと、表現が古くさいか)。
この他にも、山野草のような丁子咲きの品種ありました。

白い花弁で、中央が黄色いというイメージは払拭した方が良さそうです。
花色だけでも、赤、濃いピンクと薄いピンク、黄とレモン、白、紫と多彩です。
矮化しているためか、葉のイメージもかなり違うように感じます。

(ちょろっと、蘊蓄)
 ● 学名 : "Chrysanthemum frutesceus"
 ● 原産 : アフリカのカナリア諸島
 ● 分類 : キク科キク(デンドランテマ)属

マーガレットの語源はギリシャ語の "margarites(真珠)"だそうです。
17世紀、主にフランンスで品種改良が進んで、世界に拡がっていきました。
日本でも、日本の気候に対応できるよう改良されていった訳です。

品種登録制度上ですが、最初のマーガレットは「アーリーホワイト」でした。
ただ、日本でマーガレットと呼ぶ植物と、フランスのマルグリットは別種です。
英語では、ともに "marguerite" だというあたりが原因でしょうか(?)。

現在の品種改良は放射線や組織培養技術等を利用したものです。
昔、生物の教科書に「ガンマ・フィールド」という手法が掲載されていました。
最近の手法は知りませんが、突然変異育種も活用しているんですね。
どちらかというと、属間雑種育成がメインだろうとイメージしていたのです。


 何種類かの園芸品種を流事ができました。丁子咲きの品種もありましたので、機会があれば紹介したいと思っています。以前に住んでいた家の庭に、普通の白いマーガレットがたくさん咲きました。前に住んでいた方が植えたのでしょうが、古い株は、基部が木質化していたのを覚えています。


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