総合案内へ戻るトップページ年別倉庫(2007年)月別倉庫(3月) 2007年 3月14日 仲間さがし
まだ色浅い早春の山を賑わせる黄色い花 キブシ

まだ色浅い早春の山を賑わせる黄色い花 キブシ

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山の春は、この花が垂れ下がってから、賑やかになっていきます。
「これは何かな?」
春を告げるキブシ、漢字では「木五倍子」、漢字の文字の方が多いですね。

通常、このようなクリームイエローですが、オレンジの強いタイプもあります。
山でこの花に出逢うと、きっと菫も咲いていると感じます。
実際、開花適温が似ているのか、すみれ開花の指標になります。

雌雄異株ですが、雌雄で花色が少し違うとのことです。
雄株の方が少し色が濃いそうですが、現地では簡単に見分けられません。
花が終わると、柔らかくて明るい緑色の葉が展開していきます。

(ちょろっと、蘊蓄)
 ● 学名 : "Stachyurus praecox"
 ● 原産 : 日本、中国
 ● 分類 : キブシ科キブシ属

九州(対馬)では、あちらこちらでキブシの独特な花が咲いていました。
ただ、花が終わると、どれがキブシだったのか分からなくなってしまいます。
そんな目立たなくて、おとなしい落葉性低木なのです。

果実が「五倍子」という染料の代用として、黒色の染料になるそうです。
タンニンを豊富に含むからですね。
その染料は、武家の奥さまが施した「お歯黒」にも使われます。

関東地方ではキフジ(黄藤)と呼ばれることも多いとか。
これは、藤に似た黄色い花を咲かせることから、良くわかりますね。
暖かい春風に吹かれて揺れる姿は、なかなか風情があります。


 時代劇で「お歯黒」を見るとドキっとしますよね。独特な習慣で、決して化粧ではなさそうです。では、いったい何のために施すのでしょうか?真偽の程は確認できませんが、婚儀衣装の白無垢が「あなたの色に染まる」、お歯黒は「他の色には染まらない」という意志を示すそうです。


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