前回のアズマイチゲにソックリですが、葉の様子が違います。 一応、「これは何かな?」 菊のような葉をしたキクザキイチゲ(菊咲き一華)の方ですね。 迷うことなく、キンポウゲ科ですから、花弁に見えるのは萼片ですね。 花は似ていますが、花の色は白と淡紫と青色があります。 下の写真は参考例としては淡すぎで、もう少し濃いめの色が多いです。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Anemone pseudo-altaica" ● 原産 : 日本、中国 ● 分類 : キンポウゲ科イチリンソウ属 先日、この色の違いを自生地の違いと説明しているサイトに出逢いました。 太平洋側と日本海側の違いだと理解しているようでした。 でも、同じ場所に色の違う花が咲きますので、まぁ間違いなのでしょうね。 キクザキイチゲとアズマイチゲの分布域は重複しています。 開花時期もほぼ同じだと思って良いでしょう。 両方のイチゲを同時に見たことがあったかどうか、どうも記憶が曖昧です。