良く見掛ける植物ですが、黄色い花は珍しいですね。 「これは何かな?」 日本にも仲間が自生するオダマキ(小田巻、苧環)の交配種です。 セイヨウオダマキと記載するケースもありますが、交配種と呼ぶべきでしょう。 多種多彩な出現形態のあるグループをまとめて呼ぶものです。 上の写真は、キバナオダマキのDNAが強く入っているのかも知れません。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Aquilegia x hybrida" ● 原産 : (原種)欧州、北米、アジア ● 分類 : キンポウゲ科オダマキ属 花色は青、紅、紫、橙、白、黄、それから、それらの組み合わせです。 下の花もそうですが、オダマキ?と思わせる複雑な八重咲きも見られます。 草丈が高くなる豪華系、矮化されたこじんまり系等、姿も色々です。 耐寒性が強くないのですが、一応、宿根草ですので、翌年も期待できます。 よく園芸店でタネが売られていて、播くと多彩なオダマキが育ちます。 成長が早いこともあり、とても楽しいですよね。