やはり、コムラサキシキブ(コムラサキ)に良く似ていますね。 すると、「これは何かな?」 こちらがクマツヅラ科の落葉低木、ムラサキシキブ(紫式部)という訳です。 確かに、実や葉の付き方、枝ぶりがかなり違うことがわかりますね。 日本各地の林縁や明るい林内などに、極く普通に自生しています。 上の写真は幼木でしたが、下の方は目測で樹高3m強というところでした。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Callicarpa japonica" ● 原産 : 中国、日本、朝鮮、台湾 ● 分類 : クマツヅラ科ムラサキシキブ属 とても残念なことに、実際の花を見たことがありません。 写真で見る限り、とても可愛らしい薄紫色の花をたくさん咲かせるようです。 木の位置を覚えておいて、夏場の花期に是非確認したいところです。 ムラサキシキブとコムラサキシキブは花の様子も良く似ているようですね。 具体的な違いは、花が付く位置が葉柄から近いか離れているか! 付け根ぎりぎりの近い位置から出ている方がムラサキシキブだそうです。