総合案内へ戻るトップページ年別倉庫(2007年)月別倉庫(12月) 2007年12月 6日 仲間さがし
一年を通してコツコツと丹誠を込めて育てる菊花の輝き

一年を通してコツコツと丹誠を込めて育てる菊花の輝き

. 表示する文字のサイズは「中」程度に設定して下さい .

今年は気温が高くて、やっと冷え込みが厳しくなってきました。
お陰様で、紅葉などの秋の風情が長く続いているような印象があります。
さて、このふわふわしたものは、ある花のアップですが分かりますか?

秋の風物詩である「菊花」の大きな花ですね。
ところで、「菊花」とか「桜花」とか、不思議な表現をしますよね。
紋様を意味することもありますが、花そのものを示す言葉なのです。

□ 競馬のレース名に使われるのはナゼでしょうか?

(ちょろっと、蘊蓄)
 ● 学名 : "Dendranthema x grandiflorum"
 ● 原産 : 中国
 ● 分類 : キク科キク(デンドランテマ)属

キク科の植物はとても多く、キク自体にも多くの種があります。
秋の菊花展で見掛ける家菊は、学名を見る限り、交配種なのですね。
その上、皇室の御紋ながら、イメージに反して原産は中国のようです。

この季節、ご近所の菊好きさん宅を巡ると綺麗にディスプレイしてあります。
実は親父も菊好きに一派だったのですが(笑)、育てるのはたいへんです。
水遣り、芽かき、台風の日の移動・・・、よく手伝いをさせられました。

豪華で大きい花を咲かせる大菊は、主に「三本仕立て」に作られるようです。
花数が多くて小さい花を咲かせる小菊は「懸崖仕立て」が似合います。
ただし、 大きさや形、開花時期で呼び分けますが、学名は同じなのです。

一年を通してコツコツと丹誠を込めて育てる菊花の輝き


関連製品・サービス   「菊つくりなんでも相談室」 「皇室切手」


 キク科植物の多くは多年草で、根元から徐々に木質化する性質が見受けられます。ですから、草本か木本かという区別は微妙だなぁと思うことがあるんです。ただ、家菊(栽培菊とも言う)の場合、冬を越した株から新たに出てきた芽を挿してリフレッシュさせます。夏に向けてグングンと育った元気な株の方が大きくて美しい花を咲かせるのですね。因みに、菊花仲間は、この春芽を交換して種類を増やしていくとともに、コミュニケーションを深めていくという訳です。


ページのトップへ戻る
あなたは2006年6月15日から Counter 人目のお客様です
Thank you ! (^^*) © 2006-2024 Green Moonlight by NYAN