豪華イメージのゆったりたっぷりとした花を咲かせる春のお気に入りです。 「これは何かな?」 大量の花弁で構成された大輪の花、キンポウゲ科のラナンキュラスですね。 いったい、花弁は何枚あるのでしょうか? 数えた方が絶対居ると思うのですが、ネットでも情報がありません。(^v^) 同じ株でも、大輪だと花弁が多いのか、その辺も知りたいですね。 属名のラナンキュラスの "rana" はカエルを意味するラテン語が語源だとか。 ところが蘊蓄が2種類あって、一つはカエルと同じ湿地に住むというもの。 もう一つは、葉がカエルの手に似ているというものです。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Ranunculus asiaticus" ● 原産 : 中近東、東地中海沿岸 ● 分類 : キンポウゲ科キンポウゲ属 花色は白、黄、紅、橙、赤等があり、複数の色が混じるタイプもあります。 園芸で狭義のラナンキュラスはアジアティクス種の改良種と説明されます。 ところが、困ったことにアジアティクス種自体が分かりません。(´`;) 分かるのは、原産地がシクラメンとカブっていることでしょうか。 おそらく、似たような湿地に生育するのだろうと想像していました。 なんとなくですが、似たような雰囲気があると思いませんか。 調べてみたら同じ球根性というだけでなく、やはり生活史も似ていますね。 気温が上がると地上部は枯れてしまって、夏に休眠する点も同じです。 独特な地中海性の気候が生み出す不思議な生活史なのです。