へぇ、こんな色もあるんですね! 「これは何かな?」 もちろん、ヒマワリなのですが、濃い目のチョコレート色をしています。 ヒマワリと聞くだけで頭に浮かぶのは、黄色くて大きな花ですね。 これは食用としても重宝される'Russia'という品種です。 このヒマワリ畑には多彩な品種が見られますが、特に茶色が印象的です。 どうやら、'Cocoa'と'Moulin Rouge'という品種ではないかと思います。 記憶に頼っていて、最終確認ができていなくてすみません。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Helianthus annuus 'Cocoa', 'Moulin Rouge'" ● 原産 : 北米 ● 分類 : キク科ヒマワリ属 ヒマワリは北米から中南米、その後、欧州に紹介されていきました。 ロシアで食用としての位置を確立してから、人気が沸騰したそうです。 ついには品種改良が進んだ末裔が北米に舞い戻ることになります。 小型で鉢植えに良さそうな品種を見掛けることが多くなりましたね。 それにしても、これだけ多くの品種が出回っているとは思いませんでした。 種苗会社から、毎年多くの園芸品種が新たに発売されています。 ご存じの通り、日本ではヒマワリを漢字で「向日葵」と書きます。 で、花が太陽の方を向いて動くという俗説を、確かに聞いたことがあります。 現実には開花前の一時期に首を振ることがあるだけなのだそうです。