後ろはミズバショウのようですが、黄色い花が主役でしょうか。 「これは何かな?」 湿地や沼地に自生する多年草、リュウキンカ(立金花)です。 花茎が立ち上がって黄色い花を付けるので「立金花」と呼ばれます。 例によって、鮮やかな黄金色の花弁に見えるのは萼片です。 キンポウゲ科の植物は、このパターンですね。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Caltha palustris var. Caltha palustris" ● 原産 : 中国、朝鮮、日本 ● 分類 : キンポウゲ科リュウキンカ属 写真は、まだ植物体全体が小さめですが、それなりに大きくなります。 雪解けに合わせて草丈を伸ばし始めると言ってよいでしょう。 高層湿原では、登山客が増える時期から一斉に開花するのです。 リュウキンカも販売されているのですね。 肥料が多めに必要とか、株分けで増やすとか、育て方が書かれていました。 山の中で見る植物と思っているので、どうもピンときません。(=^_^=)