緑色の大きな葉が特徴的で、葉の付け根から丸いものが出ています。 「これは何かな?」 そのものズバリですが、クワ科のイチジク(無花果)ですね。 たまたま「園芸通信(サカタのタネ)」に特集記事が掲載されていました。 食物繊維、ビタミン類、カルシウム、鉄分、ミネラルが多く女性に人気とか。 確かに私の奥さんが大好きなので、値ごろになると買い込んできます。 改めて記事を読みますと「人類最古の栽培食物」の可能性が高いそうです。 ヨルダン渓谷の遺跡から野生種ではないイチジクが発掘されたとか。 野生種ではない?境界線はどの部分で、どうして分かるのでしょうね。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Ficus carica" ● 原産 : 西アジア〜アラビア半島南部 ● 分類 : クワ科イチジク属 多彩なイチジクがフルーツコーナーに並んでいるのを記憶されていますか。 園芸通信には9種類のイチジクが紹介されていました。 せっかくですから、引用してみましょう。 ■ ビオレーソリエス ( 紫黒色 ) ■ アンジェリー ( 収穫量抜群 ) ■ ヴィオレッタ ( 耐寒性あり ) ■ ロードス ( ギリシャ生まれ ) ■ 桝井ドーフィン ( 大きい実 ) ■ ブラウンターキー ( 晩成 ) ■ ノアールシュクレ ( 糖度が高い ) ■ バナーネ ( 超巨大 ) ■ タザン ( アフリカ生まれ[極甘] ) 元来は受粉が必要ですが、国内では単独で結実する種が流通しています。 ポリネーターのイチジクコバチが生息していないからです。 「樹上で完熟させた果実の甘みと酸味は、一度食べたら忘れられません」 うわぁ、狭い庭にも、ぜひ、一本欲しいところですね