ギンヤンマ ~飛行能力の高い黄緑色のヤンマ~
ギンヤンマ
撮影地 : 千葉県印西市 撮影日 : 2005年9月15日
分 類 トンボ目ヤンマ科ギンヤンマ属
学 名 Anax parthenope julius Brauer, 1865
和 名 ギンヤンマ (銀蜻蜓)
概 説 全国で広く見られる黄緑色のヤンマです。翅が長くて飛行能力が高いようです。沼地などに多く、飛行とホバリングを繰り返しながら、テリトリーを往復することで知られています。
分 布 日本全国。
雌 雄 胸部と腹部の境界線の色が異なる。
体 長 70mm前後
後翅長 50mm前後
その他 メスは腹部先端にある針状の産卵管を植物組織内に突き刺して、細長い卵を埋め込むようにして一個ずつ産卵します。植物内で孵化するため、最初のヤゴは脚をたたんだ状態です。
学名ですが、どうやら二名法ではなく、三名法が適用されているようです。

ギンヤンマ
撮影地 : 千葉県佐倉市 撮影日 : 2005年7月15日

 雄は、腹部第3節の下部が銀白色をしていて、遠目にもギンヤンマであることが分かります。一方、雌には、それがありません。でも、黄緑色をした胸部の様子はほぼ同じですので、その大きさから、ある程度の目星は立とうというものです。
 今年の夏、かなりの速さで飛回るギンヤンマたちに閉口していたところ、ふと、雌雄が連結したギンヤンマが視界に入りました。これはラッキーとばかり、なんとかレンズを向けたのですが、周辺の丈がある植物に遮られて、ファインダーに収めきれなかったことがあり、口惜しい思いをしました。
2025/09/16


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 (2008/06/27) Latest Update 2025/09/16 [220KB]


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