分 類 | トンボ目トンボ科アカネ属 |
---|---|
学 名 | Sympetrum infuscatum Sélys, 1883 |
和 名 | ノシメトンボ (熨斗目蜻蛉) |
概 説 |
赤とんぼの仲間(アカネ属)では大きい方の種で、羽の端に特徴的な茶褐色の模様が入ります。成熟しても余り赤くならないとのこと。ノシメ(熨斗目)とはお宮参りのお祝い着に多い模様ですが、元来は、主に男性衣装の様式を指すようです。 長距離の移動をすることがあり、暑い時期を標高の高い山で過ごし、秋になると平地に下りてきます。 |
分 布 | 北海道から九州南部に分布。沼や湖近隣に生息。 |
雌 雄 | 雌雄でほとんど差がない。オスは成熟すると尾が赤みを帯びるが、メスは成熟しても黄褐色のまま。 |
体 長 | ♂:37~51mm、♀:39~52mm、(腹長:♂:22~32mm、♀:25~35mm) |
後翅長 | ♂:25~38mm、♀:25~39mm |
その他 | 近年、産卵適所となる適切な流域が減少して、個体数も減少が著しい状態です。 |