ノシメトンボ ~茶色地に黒い横縞模様がある熨斗目模様のトンボ~
ノシメトンボ
撮影地 : 千葉県八千代市 撮影日 : 2008年9月23日
分 類 トンボ目トンボ科アカネ属
学 名 Sympetrum infuscatum Sélys, 1883
和 名 ノシメトンボ (熨斗目蜻蛉)
概 説 赤とんぼの仲間(アカネ属)では大きい方の種で、羽の端に特徴的な茶褐色の模様が入ります。成熟しても余り赤くならないとのこと。ノシメ(熨斗目)とはお宮参りのお祝い着に多い模様ですが、元来は、主に男性衣装の様式を指すようです。
長距離の移動をすることがあり、暑い時期を標高の高い山で過ごし、秋になると平地に下りてきます。
分 布 北海道から九州南部に分布。沼や湖近隣に生息。
雌 雄 雌雄でほとんど差がない。オスは成熟すると尾が赤みを帯びるが、メスは成熟しても黄褐色のまま。
体 長 ♂:37~51mm、♀:39~52mm、(腹長:♂:22~32mm、♀:25~35mm)
後翅長 ♂:25~38mm、♀:25~39mm
その他 近年、産卵適所となる適切な流域が減少して、個体数も減少が著しい状態です。

ノシメトンボ ノシメトンボ
撮影地 : 岩手県奥州市 撮影日 : 2022年9月30日

ノシメトンボ ノシメトンボ
撮影地 : 千葉県佐倉市 撮影日 : 2002年9月21日
ノシメトンボ
撮影地 : 千葉県佐倉市 撮影日 : 2003年6月21日

(つぶやきの棚)徒然草

 (2008/06/27) Latest Update 2024/10/04 [300KB]


ページのトップへ戻る