チャノキ(茶の木)
(ツバキ科)---
Camellia sinensis
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飲用に供される、所謂、お茶の木です。静岡などの産地でみられるものと同じ姿をしているのか、この時期に目にしたことがありませんので未確認ですが、おそらく、ほぼ変わらないのではないかと想像しています。
葉も花もツバキ科と明確に分かりますね。日本にも野生の個体群があるそうですが、見かけるものは栽培種でしょう。高地にも育つ、とても丈夫な植物で、酸性の強い土壌を(むしろ)好むのだそうです。本来は高木ですが、栽培目的から、低く刈り込まれている姿が普通でしょう。
撮影 : 千葉県佐倉市 2021/09/23
科/属 |
ツバキ科/ツバキ属 |
属性(生活型) |
常緑高木 |
標準和名 |
チャノキ |
漢字表記 |
茶の木、茶樹 |
学名/栽培品種名 |
Camellia sinensis L. |
RDB |
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花期 |
秋:10~12月初旬 |
結実期 |
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原産地 |
インド、中国 |
国内分布 |
九州地方と関東(伊豆半島)に分布する。 |
自生環境 |
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補 足 |
渡来種。加工され、健康飲料として利用される。高木だが、栽培目的の適うように低く刈り込まれる。元来、熱帯から温帯の植物だが、一定の耐寒性もあると言われる。 |
確かにツバキの仲間ですね
これから花が増える様子です
甲虫が花中央部の花粉帯に押し入っていました
撮影 : 千葉県佐倉市 2021/09/23