ほのかに香って咲き揃う 色鮮やかな 秋バラ(薔薇)
今年2回目、秋のバラの季節、真っ最中です。 ひとつひとつ、品種改良の歴史、栽培者の思い入れがあるのでしょう。 改めて言うのも妙なものですが、とても美しい花たちなのです。 でも、花の命、蕾が開き始めてから最も美しい期間はとても短いですね。 それからは、あっという間に、花姿が崩れてしまいます。 それぞれに園芸品種名があるのですが、全部は分かりません。 上の写真、左上は「ダブルデイライト」、右上は「ブランディ」です。 画像処理ソフトの限界で、ノイズや色飛びがでてしまっています。 花たちの「気高さ」が上手く伝えられなくて残念です。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Rosa cv. (hybrids)" ● 原産 : (原種)北はシベリアから南はアフリカまで広域 ● 分類 : バラ科バラ属 嬉しいことに、人気の品種はほぼ周年でも入手できるようになりました。 でも、それはシンプルで真っ赤な品種や、小振りな黄色等だけですね。 これだけの花が一斉に咲きそろうのは初夏と晩秋だけです。 特に、秋のバラたちは色鮮やかだと思います。 最近、芳香に意識がありまして(笑)、ひとつひとつ顔を近づけてみました。 一般に、ほのかでいて、とても芳しいものです。 勿論、品種によって芳香の強さに違いがありますが、ほぼ香りますね。 ただ、石けんやロウソクに加工された製品の香りは余りピンときません。 なにか、軽薄な品のないイメージを感じてしまうのです。 個人差かも知れませんが、やはり、直接感じたいものですね。 気温が下がって休眠するまで、もう少しの間、目を楽しませてくれます。