リーズナブルな値札で流通するようになった シクラメン
愛車が追突された事故の修理と定期点検を終えて戻って来ました。 この時期、いつものディーラーさんは、この花を一鉢サービスしてくれます。 「これは何かな?」 冬の風物詩となっているカラフルなシクラメンですね。 今回の写真はシンプルな花色、形状のいわゆる「普及品」にしてみました。 絞り咲きや変わり咲き、大型種やミニシクラメン等、多彩に流通しています。 嬉しいことに流通価格はとてもこなれてきましたねぇ! 真っ赤な花が「篝火(かがりび)」に見えますでしょうか? 実は知らなかったのですが、 別名「カガリビバナ」というのだそうです。 確かに反り返って揺らめく花弁が「火炎」のように見えるかも知れません。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Cyclamen persicum" ● 原産 : 中近東、東地中海 ● 分類 : サクラソウ科シクラメン属 自宅から、それ程遠くない地域でシクラメンの栽培が行われています。 大きめのハウスで、鉢植えの状態で育てられています。 栽培農家の方と世間話の際、シクラメンはタネから育てると教わりました。 どうも蘭のイメージがあって、フラスコの寒天培養苗を想像していました。 交配によるF1ということか、咲くまで花色は分からないのだそうです。 まぁ、親が分かっている訳ですから、大筋は分かっているのでしょうね。 ところで、シクラメンに芳香があるのか、という話が昔からありました。 約30年前に小椋佳さんの作品を布施明さんが歌った、あの名曲ですね。 ...真綿色したシクラメンほど清(すが)しいものはない〜...♬ 現実には、最近、やっと、芳香のあるシクラメンの改良に成功したそうです。 バラに近い芳香とのこと、是非、確認してみたいですね!