夏を代表する花で、ポ−チュラカの兄弟分に当たりますね。 「これは何かな?」 スベリヒユ科のマツバボタン(松葉牡丹)は、お馴染みでしょう。 小さい頃、生まれた家の庭にもたくさん咲いていました。 あちこちに散った小さな黒いタネから、次々に芽を出して一面に拡がります。 夏のジリジリした太陽の下、乾燥した土にとてもよく似合いますね。 下手に鉢植えにするよりも、放って置く方がしっかり育つような気がします。 赤、ピンク、白、黄色、それからクリーム色もありましたね。 最近は余り注意して見ていないのですが、もっと多彩かも知れません。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Portulaca pilosa ssp. grandiflora" ● (syn.) "Portulaca grandiflora" ● 原産 : 中南米熱帯・亜熱帯 ● 分類 : スベリヒユ科スベリヒユ属 この写真は一般的な品種ですが、実は、庭に大輪種が咲いています。 2株しか購入しなかったので、ちょっと華やかさがありません。 でも、次々花を咲かせるところは一般種と同じですね。 どちらも一日花なので、もったいないことに夕方には萎んでしまいます。 それでも毎日たくさん咲かせるのですから、蕾をたくさん作るのですね。 肥料をやった記憶はなく、全体として世話は掛かりません。 花が終わって暫くすると、小さな丸いカプセルができあがります。 その中に、小さな小さな黒というか灰色のタネがビッシリと詰まっています。 カプセルごと、ポロッととれますが、そのままにしておく方が良いでしょう。