シオカラトンボ ~どこにでもいる俊敏なハンター~
シオカラトンボ
撮影地 : 千葉県佐倉市 撮影日 : 2024年7月18日
分 類 トンボ目トンボ科
学 名 Orthetrum albistylum speciosum Uhler, 1858
和 名 シオカラトンボ (塩辛蜻蛉)
概 説 普遍的に見られる「おなじみのトンボ」です。シオカラトンボは♂の外見イメージからきたもので、♀はムギワラトンボですね。でも、♂も未成熟の時期は♀に近い色合いをしています。
少し「なわばり意識」があるようです。食欲は旺盛で、同じトンボの仲間でも平気でエサにしてしまいます。弱肉強食の世界ですね。
分 布 日本全土に分布。平地から低山地草原に生息。
雌 雄 成熟オスは白い粉を見せる塩辛昆布風な「シオカラトンボ」、未成熟体やメスは麦藁風な「ムギワラトンボ」とよばれます。
体 長 50~55mm、(腹長:33~40mm)
後翅長 43mm前後
その他 稀にメスでも、塩辛昆布風な色合いになることがあるそうです。

シオカラトンボ
いわゆる「塩辛蜻蛉」
シオカラトンボ
いわゆる「麦藁蜻蛉」
千葉県船橋市 撮影日 : 2004年8月2日

シオカラトンボ
♂、♀がいっしょに飛行している
シオカラトンボ
近くでは交尾しているカップルもいた
高知県四万十市 四万十市トンボ自然公園(通称:トンボ王国) 撮影日 : 2005年8月16日

シオカラトンボ
シオカラトンボ
千葉県佐倉市 撮影日 : 2025年8月3日
シオカラトンボ
アップにしてみました
シオカラトンボ
千葉県佐倉市 撮影日 : 2024年7月18日

シオカラトンボ
北海道(ニセコ) 撮影日 : 2024年6月12日
シオカラトンボ
千葉県八千代市 撮影日 : 2024年7月23日

 分布域が広く、個体数も多い、日本でよく親しまれているトンボです。オオシオカラトンボなど、良く似た近縁種がいっしょに見られます。
2025/08/05


(つぶやきの棚)徒然草

 (2004/09/03) Latest Update 2025/08/05 [1.18MB]


ページのトップへ戻る