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ミユビシギ(鳥)
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ミユビシギ(鳥) 集団で採餌するシギ (つぶやきの棚)徒然草
 東京湾の海浜に拡がる「ふなばし三番瀬」の海浜公園まで移動してきました。この日は、人影もまばらで、のんびり砂浜を歩いていると、あのひょうきんな動きをするミユビシギが餌を採っていました。昔、九十九里浜で出逢った記憶が鮮明ですが、おそらく、それ以来かも知れません。
 「三趾鷸」とは三本指のシギという意味合いになります。鳥には、原則として4本の指があり、第5趾(指)は退化しているのですが、このミユビシギは、更に、第1趾である後ろ向きの指も退化しています。それでは、モノを掴むことができません。枝にもとまらないのでしょう。この鳥の採餌行動を見る限り、後ろ指は、むしろ、邪魔になるということらしいのです。波が寄せる砂浜では、たくさんのミユビシギが揃って、集団で走り回る姿が観察できます。

 (2025/01/24)


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