ハギ
(マメ科)---
Lespedeza thunbergii
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秋の七草の一つ、ハギはマメ科ハギ属の総称と説明されています。身近な場所でヤマハギなど、複数が見られるとのことです。写真は、葉の形状や全体の垂れ具合から、ミヤギノハギと推測していますが、正確に同定できるだけの知識と経験が不足しており、現状、推測としておきます。
撮影 : 千葉県船橋市 2021年9月20日
科 |
マメ科 |
属 |
ハギ属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
落葉半低木 |
標準和名 |
ハギ |
漢字表記 |
萩 |
学名/栽培品種名 |
Lespedeza thunbergii |
RDB |
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花期 |
秋:7~10月 |
結実期 |
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原産地 |
北米、東アジア |
備考 |
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国内分布 |
ハギは本州から九州までの広く分布する。ミヤギノハギは少し分布が狭い。 |
自生環境 |
パイオニア植物という側面があり、荒れ地にも生える。 |
補 足 |
マメ科ハギ属の総称(学名は、代表としてミヤギノハギの学名を表示)。 |
葉はクローバーに似る
花は薄紅色で丸っこい
千葉県船橋市 2020年9月30日
千葉県船橋市 2021年9月20日
▲ PLAY(注:動画再生と同時に少し自然音も出ます!)19 sec. loop
千葉県佐倉市 2021年9月23日
千葉県佐倉市 2022年8月27日
岩手県花巻市 2020年10月22日
別名が多い様子です。検索してみたところ、例えば、アキシリクサ(秋知草)、シカナクサ(鹿鳴草)などという名前が並んでいました。前者は「秋を知る草」ですから、まぁ、分かり易いのですが、後者は「鹿が鳴く草」と読めます(ロクメイグサではありません)。これは「秋は、鹿にとっては恋の季節で、雄が雌にアプローチするために鳴く」が語源といいますか、由来らしいのです。鹿といえば紅葉ばかりではないのですね。