シロヨメナ
(白嫁菜、キク科)---
Aster ageratoides
var.
laticorymbus
(Vaniot) Hand.-Mazz. ---
ヨメナか、白い花を咲かせる系統のノコンギクかなと思ったのですが、葉の形状などから、シロヨメナ(白嫁菜)であろうと判断しました。実際、野菊を見分けることは難しいと思っています。
花(頭状花序)に注目すると、黄色い筒状花(頭状花)と白い舌状花とから成り立っていて、その筒状花とは、5枚の花弁が合着したことによって筒状になっているのだそうです。雌しべや雄しべは、筒の中心から突き出した状態になっているとのことでした。
撮影 : 岩手県奥州市 2024年10月17日
科 |
キク科 |
属 |
シオン属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
多年草 |
標準和名 |
シロヨメナ |
漢字表記 |
白嫁菜 |
学名/栽培品種名 |
Aster ageratoides var. laticorymbus (Vaniot) Hand.-Mazz. |
RDB |
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花期 |
秋:8~11月 |
結実期 |
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原産地 |
日本 |
備考 |
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国内分布 |
本州から九州に分布する。 |
自生環境 |
山林の縁や山道など、広い範囲で見られる。 |
補 足 |
葉は長楕円状披針形。分類が難しく、学名には諸説がある。 |
撮影 : 岩手県奥州市 2024年10月17日
ぱっと見ただけで区別できる達人もいらっしゃるのだろうと思いますが、どうも、野菊は苦手です。この日は、もう帰宅する時間が迫っており、細部まで観察するに至らなかったのですが、少しずつでも、観察を続けていけば、その回数分だけ、分かるようになることを期待したいと思います。